これまでの街歩き

パリ・モンマルトル/ フランス

2005年11月29日(火) 初回放送

語り:柳家花緑

撮影時期:2005年10月

このコンテンツを表示させるには Adobe Flash Player が必要です。

Flash Player ダウンロード

Map

坂道と階段に暮らしが溶け込む芸術の丘

パリ北部にある標高129mの丘、モンマルトル。
キャバレー「ムーラン・ルージュ」のある地下鉄ブランシュ駅の広場から、頂上のサクレクール寺院を目指し、ぶらぶらと歩きました。
かつてはぶどう畑が広がるのどかな丘だったモンマルトルは、19世紀に入ると、ピカソ、ルノワール、ロートレック、ユトリロといった世界的な芸術家が集まり近代美術発祥の地と呼ばれるようになりました。今回は芸術家たちの縁の観光名所巡りとは一味違う丘の散歩です。
階段をのぼるたびに出会うのは静かな街のたたずまいと、そこに暮らす個性豊かな人々。大道芸人を目指す若者、元蛇使いのサーカスショップの店主「壁抜け男」の彫像とそこに秘められた物語。かつてのモンマルトルの風景を伝えるぶどう畑。小さな丘をのんびりと気の向くままに歩きながら、芸術の丘の街並みの豊かさを発見し、丘の上の暮らしを愛するモンマルトルっ子たちとふれあいます。

※NHKサイトを離れます
ページトップ