これまでの街歩き

パリ・オペラ座界わい/ フランス

2009年12月10日(木) 初回放送

語り:中嶋朋子

撮影時期:2009年10月

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パサージュの街へ

セーヌ川の右岸(北側)にあるオペラ座界わい。この一帯は19世紀のころから、パリ随一の繁華街としてにぎわってきました。今回はこのオペラ座周辺をぐるりと回る街歩きです。
スタートは、大きな石造りの柱が並ぶ宮殿「パレ・ロワイヤル」。きっちり手入れされた植木が美しい宮殿内の中庭を抜け、発見したのは趣のあるお店が連なるパサージュ「ギャルリ・ヴィヴィエンヌ」でした。パサージュとは「通り抜け」を意味し、18世紀から19世紀にかけてつくられたパリ独特のアーケード街です。美しい装飾や床の模様、ガラス屋根からは柔らかな日が差し込みます。
パサージュを抜けて今度はオペラ大通りへ。19世紀、セーヌ県知事オスマンによって整備されたオペラ大通り周辺は、近代都市計画の先駆けとなりました。今でも、変わらぬ調和のとれた街並みを楽しむことができます。
オペラ座を後にして、歩いていくと再びパサージュが…!今回、見つけたパサージュは全部で5つ。最盛期には100ものパサージュがありましたが、現存するのは十数か所しかありません。
時をさかのぼり、過去と出会う、古きパリの記憶をたどる街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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