これまでの街歩き

キエフ/ ウクライナ

2011年10月20日(木) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2011年6月

このコンテンツを表示させるには Adobe Flash Player が必要です。

Flash Player ダウンロード

Map

1500年の歴史を持つ母なる街

 ウクライナの首都として260万の人口抱える大都市キエフ。1500年以上の歴史をもつ、東ヨーロッパでも指折りの古い都市です。東スラブの政治、経済の中心として、またギリシャ正教の一大中心地として9世紀から12世紀ごろに発展を遂げました。東スラブ人の心の故郷とされ、「ルーシ(東スラブ)の母なる街」と呼ばれ親しまれています。
 街の中心は、旧ソビエト統治時代の面影を色濃く残す建築物に囲まれた「独立広場」。道幅が広く歩きやすい中心部には、タマネギ型の金色の屋根が特徴的な教会や大聖堂、修道院が数多く残っています。キエフが「黄金ドームの街」と言われるゆえんです。街を歩けば、延々と歩道に並ぶ絵、どこからともなく聞こえてくる音楽と歌声、民族衣装や伝統工芸など、いたるところでウクライナの歴史にふれることができます。そこには、古き良き時代をしのび、その歴史を今に残そうとするキエフ市民の思いが込められています。
 ロシアとヨーロッパのはざまに位置し、聖地として長い歴史を歩んできた古都キエフ。その知られざる素顔に出会う街歩きです。

※NHKサイトを離れます
ページトップ