加藤登紀子

第209回 加藤登紀子

本放送 総合 2012年2月22日(水)午後10:55 ~ 午後11:24
再放送 総合 2012年2月28日(火)午後10:55 ~ 午後11:24
※2月28日(火)深夜

加藤登紀子が登場。
東大在学中にデビューし、常に時代に対するメッセージを発信しながら、数多くのヒット曲を生み出してきた加藤登紀子。その歩みは、当時音楽関係の仕事に携わっていた父や学生運動に身を投じていた夫、クリエイターや歌い手など、多くの人との出会いで彩られてきた。
彼女の原点を振り返るため、歌手としての出発点であり、父との思い出が詰まった土地・日比谷を訪ねる。

セットリスト

百万本のバラ
もとは、ラトビアで生まれたロシア語の歌謡曲。日本でもさまざまな歌手が歌っているが、なかでも加藤登紀子が歌ったレコードが大ヒットした。加藤登紀子は父のすすめを受けて、自ら日本語詞を制作し、1987年にこの曲をリリースした。
(Pf)島 健
(Dr)渡嘉敷祐一
(Ba)早川哲也
(Gt)告井延隆
(Str)金原千恵子ストリングス
ひとり寝の子守唄
1969年にリリース。日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。学生運動のリーダーとして逮捕され、獄中にいた恋人の藤本敏夫さん(のちに加藤登紀子の夫)を思い、加藤登紀子が自ら作詞・作曲。自作の曲として、初めてヒットした。加藤登紀子は、この曲以降、曲を精力的に作るシンガーソングライターとして歩みだす。
(Suic)細井 豊
難破船
1987年に、加藤登紀子が楽曲提供し、中森明菜が歌った。多くの賞を受賞し、大ヒットした。もとは、1984年に加藤登紀子がリリースしたアルバムに収録されていた楽曲。
(Arr&Pf)島 健
(Dr)渡嘉敷祐一
(Ba)早川哲也
(Gt)告井延隆
(Str)金原千恵子ストリングス
今どこにいますか
2011年、東日本大震災を受け、直後に作った楽曲。動画投稿サイトや慰問ライブを通じて被災地へ届けた。
(Pf)島 健
(Dr)渡嘉敷祐一
(Ba&Cho)早川哲也
(Gt&Cho)告井延隆