サンタナ

第250回 サンタナ

本放送 総合 2013年2月23日(土)午後11:00 ~ 午後11:29
再放送 総合 2013年3月1日(金)午後11:00 ~ 午後11:29
※2月28日(木)深夜

今回の「SONGS」はサンタナ。
激しいラテンのリズム、官能的にむせび泣くカルロス・サンタナのギター。1960年代から活躍、「ブラック・マジック・ウーマン」「哀愁のヨーロッパ」など、いまなおロック史に残る屈指の名曲として愛されている。
2000年には、アルバム「スーパーナチュラル」が記録的大ヒット、グラミー賞の主要部門を独占したことも記憶に新しい。ここ日本ではサンタナの人気は特に高く、影響を受けたミュージシャンも数知れない。衝撃を呼んだ初来日から今年でちょうど40年。
日本を愛してやまないサンタナが再び日本にやって来る。
番組では彼の独占インタビューに加え、近年発見された1973年初来日時の貴重映像を公開。
伝説となっていた熱いステージが現代に甦る。なぜサンタナは日本で愛されるのか?ヒット曲をたっぷりお届けするとともに、数々の著名アーティストがサンタナの音楽の魅力を語り、その理由を解き明かしていく情熱と官能の30分。

セットリスト

SOUL SACRIFICE ソウル・サクリファイス
1969年発表の1stアルバムに収録。
ロックにラテン音楽を大胆に取り入れたサウンドは当時の音楽ファンに衝撃を与えた。
番組で紹介する映像はデビュー直前、「ウッドストック・フェスティバル」に出演した際のもの。デビュー前にもかかわらず大観衆を熱狂させ、一躍サンタナの名前を世界に轟かせたまさに「伝説」のステージである。
BLACK MAGIC WOMAN ブラック・マジック・ウーマン
1970年発表。2ndアルバム「天の守護神」収録。
全米ヒットチャートのNo.1を獲得し、日本でも大ヒットを記録したサンタナの代表曲。
1973年、日本に熱狂を巻き起こした貴重な初来日のライブ映像から紹介。
SMOOTH スムーズ
1999年発表。ボーカルにロブ・トーマス(マッチボックス・トゥエンティー)を迎え、全米で12週連続No.1を記録。サンタナのキャリア最大のヒットとなった。
この曲が収録したアルバム「スーパーナチュラル」も28年ぶりに全米No.1、全世界で2500万枚を売り上げるメガヒットに。また翌年グラミー賞では9部門を獲得、サンタナの「復活」は社会現象となった。
映像はグラミー制覇直後の2000年4月におこなわれた日本公演から。
まさに勢いに乗った演奏が楽しめる。
EUROPA  哀愁のヨーロッパ
1976年発表。アルバム「アミーゴ」収録。
サンタナの代名詞「泣きのギター」が堪能できる名曲。
1991年の日本武道館でのライブ。サックス奏者、渡辺貞夫さんとの共演でおくるスペシャル・バージョン。

ほか「JINGO」「OYE COMO VA」など