第455回 松任谷由実
本放送 総合 2018年4月14日(土)午後11:00 ~ 午後11:30
デビュー45周年を迎えた松任谷由実がSONGSに登場。
10代の頃から通い続けている第2の故郷、金沢を案内してもらい、
音楽のルーツをたどる。
なぜ45年も時代の最先端を駆け抜けてこれたのか。
浮かび上がってきたのは、ユーミンが大切にしてきた3つのキーワード。
「純粋さを、捨てない。」「“私”で、生きてゆく。」「旅を、やめない。」
色あせない名曲と共に自分自身を見つめなおす。
デビュー当初から縁の深い金沢。
浅野川の桜を描いた「花紀行」という曲があるほど、刺激を受ける大好きな土地だ。
地元の放送局のプロデューサーだった金森千榮子さんは、デビュー間もない彼女に声をかけ、
ラジオ番組を長年一緒に作った旧知の仲。
出会った瞬間からシンパシーを感じ何でも話し合ってきた、いわば戦友のような存在だという。
しかし、数年前に体を壊し、かつてのように会話ができなくなってしまった金森さん。
今回思いがけない言葉をかけられ、ユーミンは号泣してしまう。
それは、45年間ヒット曲を生み続けてきたユーミンの心に深く突き刺さる一言だった。
ずっと変わらない、大切な人に捧ぐ名曲、「Hello,my friend」を歌う。
また、伝統を守り続ける茶屋町を訪れ、芸妓の文化に触れる。
伝統とは?そして、変わらないこととは?
変化を恐れず進化し続けたユーミンが大切にしてきたこととは?
さらに、地元の人しか通わないようなちょっとマニアックな行きつけの居酒屋で、
これからのビジョンを語る。
番組では、今の時代に聴いて欲しいとユーミン自身が選んだ、
初期の名曲「ジャコビニ彗星の日」、「セシルの週末」も披露。
今の松任谷由実の魅力が詰まった30分となっている。