2008年2月4日(月)
午後10時00分~10時49分
総合
スペースシャトルなどの宇宙の1日は、ヒューストン管制センターから送られてくるウェイクアップコールで始まる。
管制官が ”This is Huston, good morning”と呼びかけ、2分あまりの<目覚めの曲>を流す。曲は宇宙飛行士自らのリクエストもあれば、家族や友人、地上スタッフからのプレゼントの場合もある。
あるアメリカ人飛行士は、同級生が、「同時多発テロ」で使われた飛行機のパイロットだった。宇宙から貿易センタービルの煙が見えたという。
イスラエル初の宇宙飛行士もいる。愛国者として知られていた彼は、宇宙で「地球人類の一員」だと感じるようになった。
そして日本人宇宙飛行士、野口聡一さん。彼がリクエストしたのは、SMAPの「世界に一つだけの花」だった・・・。
宇宙飛行士たちは、400キロの周回軌道から、どのように地上の出来事を見つめていたのだろうか。
番組では「21世紀の傷ついた地球」をどう救うか、飛行士の宇宙からの思いで綴る叙情詩的メッセージを試みる。