NHKスペシャル内を検索

放送内容

災害

もう一度"ふるさと"を
~岩手・陸前高田の4年間~

初回放送

総合 2015年3月9日(月)
午後10時00分~10時49分 総合

関連ジャンル

  • 災害

津波で市街地が壊滅した陸前高田市。いま総事業費1600億円という、被災地最大の復興事業が進む。去年の夏、平地に高さ12mのかさ上げ地を造成する工事が始まり、そこに新たな市街地が造られる予定だ。しかし、住民たちの思いは揺れる。
当初、住民の多くは、津波への恐怖から内陸の高台への移転を希望していたが、山がちな地形で必要な面積を確保できなかった。そこでかさ上げ地を整備することになったのだが、いったいどれだけの人々が戻ってくるのか、先が見えない状態が続く。
どうすれば“故郷”を取り戻せるのか。震災後の4年間の日々を見つめる。

放送を終えて

震災後、人口減少が加速し高齢化も一層進む岩手県陸前高田市。津波で壊滅した市街地があった平野部に土を盛り、その上に8年がかりで全く新たな町を築くという前代未聞の壮大な復興計画だが、果たしてそこにどれだけの人々が戻ってくるのか。賑わいを取り戻すことはできるのか。町づくりの先頭に立ってきた商店街の老舗商店主達は、誰もが強い不安を抱きながらも、新たな“ふるさと”を築き上げようと、前に進み続けてきました。
陸前高田の人々を取材し強く感じるのが、誰もが「自分達が町を作らねばならない」という強い責任感と使命感を持っていること。その気持ちの源泉は、故郷を失ってしまった子や孫の世代のためにという思い。そして、生きたいと願いながら亡くなっていった仲間の分も、自分たちが踏ん張って故郷を作っていかなければならないという思い。それは、苦しみも伴う覚悟のようにも感じられます。震災から丸4年となる2015年。8年という長期計画は、ちょうど折り返しを,迎えました。順調に進んだとしても、この先さらに4年を要する新たな町づくりは、これからも様々なカベに直面していくと思われます。陸前高田の人々は復興に向けどんな歩みを続けていくのか。私達もその歩みの傍らに寄り添い、記録を続けていきたいと考えています。

(ディレクター 鈴木洋介)

このページのトップへ

  • Twitter @nhk_n_sp クリックするとNHKサイトを離れます
  • 見逃さないよう放送予定をメールでお知らせ 「お気に入り番組ウォッチ」
  • NHKオンデマンド 過去の放送をいつでも好きな時間に 視聴することができます。(有料)

NHK ONLINE

Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.
許可なく転載を禁じます。