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放送内容

自然・環境

シリーズ ディープ・オーシャン
南極
深海に巨大生物を見た

初回放送

総合 2017年7月16日(日)
午後9時00分~9時49分 総合

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  • 自然・環境

深海の秘境に、最先端の科学で挑むシリーズ。世界で初めてダイオウイカを撮影したNHK深海取材班が再び集結し、新たな探検へと旅立つ。第2集は地球最後のフロンティア、南極。ペンギンが海面を群れ飛び、クジラが赤道からはるばる回遊してくる南極海。地球でもっとも豊かといわれ命沸き立つ光景が繰り広げられる。しかしその深海は、潜水艇による調査はされたことがない未踏の世界となってきた。今回、第一線の研究者とともに、最新の透明球型潜水艇で世界初潜行を行なった。数百mの深海で現れたのは、ソフトコーラルやホヤなどがびっしり覆う意外にもカラフルな世界。さらに1mを超す巨大カイメン、10mものクラゲなど、ビッグサイズの生物に次々と遭遇する。他の海より体が大きくなるという「極地巨大化現象」だ。一体なぜ巨大生物の楽園が、南極の深海に存在するのか?そこには、マイナス2度という世界一冷たい海が守ってきた、南極海の秘密があるという。ここ十数年で明らかとなってきた謎の巨大イカ大捜索、潜水艇を突然とりかこむ地球最大の生物群集、ナンキョクオキアミ。科学者たちの挑戦を、潜るたびに遭遇するスペクタクル映像とともに描く。

放送を終えて

自然番組を担当するようになって、アマゾンやアフリカの奥地など、様々な環境に行く機会がありました。もう地球に真の「秘境」と呼ばれる場所はないのではと思っていましたが、まさか見るもののほとんどが「なんだこりゃ?!」な世界がまだあろうとは。

世界初となった有人潜水艇による南極の深海調査。船の外に出ると、人の手の及んでいない南極の荒涼たる大自然。船内では、潜水艇で記録された見たこともない鮮やかな深海の生きものたちの分析が進みます。現実感のないその二つの世界の狭間で、時々夢か現かわからなくなってしまう瞬間もありました。

そんな中で最も印象的だったのは、何十年も研究を続けてきたベテラン科学者たちが、深海を食い入るように見つめ、ちっぽけな生きもの一つも逃すまいと、子供のように目を輝かせる姿でした。

使った機材は最先端ですが、やっていることはまるで大航海時代のようなシンプルな探検です。「その先に何があるのか」という人類の根源的な好奇心が最大の原動力になっていました。

調査を通して、地球にはまだ未知の世界が広がっているということを思い知らされました。人類の好奇心が続く限り、地球をめぐる秘境探検はまだまだ続きそうです。


(番組ディレクター 薦田昌純)

予告動画

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