エルダー・テイル
「剣と魔法の世界」をモチーフとした20年の歴史を持つオンラインゲーム。世界中で2千万人の愛好者を持つ。
特技
攻撃や防御など冒険者が用いる技のこと。同じ技でも、奥伝→秘伝→口伝と修練を深めるごとに、威力や汎用性が高まるという。
念話
直接出会ったプレーヤーをフレンド・リストに登録することで、以降、その相手とボイスチャットできる機能。
ノウアスフィアの開墾
改良を重ねてきた「エルダー・テイル」の12番目の拡張パック。この導入時に「大災害」が発生した。
大地人
ゲームの世界での住人として、もともと「エルダー・テイル」に存在していた人々のこと。貴族や商人、農民などさまざま。
冒険者
もともと「エルダー・テイル」のプレーヤーの総称だが、とりわけ「大災害」後にゲームの世界に巻き込まれた人々を指す。
衛兵
治安維持のため、特殊な甲冑(かっちゅう)をまとい、都市内で戦闘行為を制圧する警備兵。大地人は「衛士(えじ)」と呼ぶ。
ハーフガイア・プロジェクト
「エルダー・テイル」内での地理の設定のこと。1/2サイズの地球を模した世界のため、そう名付けられた。
種族
冒険者は、ヒューマン、エルフ、ドワーフ、ハーフアルヴ、猫人族、狼牙族、狐尾族、法儀族の8種族のいずれかに属する。
旧世界
「大災害」が起こる以前のいわゆる現実世界のこと。「『エルダー・テイル』がゲームだったころ」とも表現される。
師範システム
高レベルプレーヤーが一時的にレベルを下げ、初心者と同じような強さで一緒に冒険をすることができるシステム。
EXPポット
戦闘から得られる経験値を2倍に高めるアイテム。レベル30以下のプレーヤーのレベル向上を助けるため支給される。
ゾーン
「エルダー・テイル」は、フィールドや街といった広大な地域から建物の一室までゾーンに分かれ、金額次第で購入もできる。
クエスト
人捜しから戦闘まで、「エルダー・テイル」における目的を持った任務のこと。金貨やアイテム、知識などの報酬を得られる。
自由都市同盟イースタル
ヤマト列島東部を取りまとめる大地人貴族による同盟。年に数回開かれる領主会議が社交と協議の場となる。
コーウェン公爵家
マイハマを領地とする「自由都市同盟イースタル」の筆頭領主家。当主セルジアット公の孫にレイネシア姫がいる。
ゴブリン
ヤマト列島東北部で大勢力を持つ亜人間モンスター。様々な職能に分かれ、他のモンスターを使いこなすなど、組織力が高い。
サファギン
水中や沿岸部に現れる亜人間モンスター。数時間程度であれば陸上でも行動でき、三またの槍やナイフを操ることもある。
騎士団
伝説的存在である「古来種」によって構成され、冒険者以上の戦闘力を誇る。「イズモ騎士団」が日本サーバーの守護者である。
供贄(くにえ)一族
金貨の流通や都市の防衛機構をつかさどる大地人の一族。若き頭領の菫星(きんじょう)が交渉の窓口を務める。
フレーバーテキスト
ゲームのなかで各アイテムの特徴を魅力的に伝えるために、その来歴や伝承などの背景設定を説明した文章。