2009年11月19日(木) 初回放送
語り:牧瀬里穂
撮影時期:2009年8月
水辺に浮かぶ街、ストックホルムにやってきました。中世の町並みがそのまま残る旧市街の島を中心に、この街は14の島からできています。
旧市街の北側の島は、現在の中心地。環境先進国スウェーデンの首都らしく、朝の通勤時間には自転車の大行列と出会います。ショッピング街の中にある、開いたばかりの野外市場では、果物屋さんの主人が「12月10日は、市場が開けない」と話してくれました。なぜならその日、市場の前にあるホールでノーベル賞の授賞式があり、野外市場の場所は受賞者のリムジンでいっぱいになるから、というのがその理由でした。
ノーベル賞授賞式を行うホールや市場などがあり、近代的な町並みが広がる“北の島”。13世紀から街づくりが始まり今も当時の面影を残す“旧市街の島”。そして18世紀頃の木造住宅が残り、下町の雰囲気が漂う“南の島”。
今回は北から南へ3つの島を歩きます。