これまでの街歩き

鳳凰/ 中国

2005年7月12日(火) 初回放送

語り:吉田日出子

撮影時期:2005年6月

街の「小学生」

Photo

朝、鳳凰の街中を歩いていたら、登校する小学生たちと出会いました。見ていると屋台に群がっていきます。いくつもある屋台では、蒸しパン、餃子、チャーハン、麺類と様々なものを売っていました。お昼の弁当でも買っているのかと思いきや、子ども達、歩きながらすぐに食べてしまいます。実は朝食だったのです。朝から外食、これが鳳凰の習慣?

街の「家並み」

Photo

鳳凰では川沿いに、「吊脚楼」(つりあしろう)と呼ばれる、独特の建築様式の家が並んでいます。川に沿って建てた狭い家の利用面積を広げるため、川にせり出すようにした作り。そのせり出した部分を“吊り下がった脚”のように支柱で支える様式です。
もともとは、城壁内に住めない人々が、城壁のすぐ外側と川との間に住むために工夫したものですが、現在は鳳凰名物の民宿として大切にされています。

街の「3つの橋」

Photo

街の中心を流れる沱江(だこう)、そこにかかる橋は主に3つ。一つ目は鳳凰大橋。車が行き交う大きな橋で、沱江に沿って広がる鳳凰の街並みをよく見渡せます。二つ目は虹橋(静止画参照)。アーケードのような作りの橋で、車は通れません。橋にはずらりとみやげ物屋が並んでいます。三つ目は鳳凰大橋と虹橋の真ん中に位置する、跳び岩。四角い石を並べて対岸まで渡してある、人しか渡れない橋(犬も渡れますが…)。もちろん手すりもなく、ただ足元に気をつけて渡るのみ。慣れてくると“跳ぶ”ように渡れます。ただし、水面からあまり高さもなく、増水した時は水面下に沈んでしまいます。

※NHKサイトを離れます
ページトップ