世界ふれあい街歩き

『路地探検』市ながら東西に長い町を歩く

アッシジは東西に長い街。東西に延びる大きな通りが何本かあり、その間をたくさんの坂道や階段がつないでいます。まずは、街の東の入り口から聖フランチェスコ聖堂がある西の端まで歩くことにしました。
巡礼の人々が多く訪れるアッシジには教会もたくさん。早朝のミサを知らせる鐘の音が響く中、教会に急ぐシスターたちの姿をみかけます。
にぎやかな大通り沿いには、至るところに路地の入り口がみえかくれします。思い切って足を踏み入れると、そこはちょっとした迷宮。壁や窓辺が綺麗な花で飾られていたり、お花に囲まれたマリア様がひっそりたたずんでいたり、町の人たちの思いがけない歴史が隠れていたりしました。
聖フランチェスコ聖堂を拝んで、再び街の東の上のほうにあがっていくと、そこはアッシジの中でも最も古い地区。ローマ時代の遺跡や中世の建物がそのまま住宅街になっていました。迷路のようになった路地の中を、お庭を発見したり、元気な子どもたちにであったりしながら散歩しました。