世界ふれあい街歩き

～山と渓谷にはバロック建築の迷宮都市～

ラグーサは新市街と旧市街が、谷を挟んで２つの山に広がっています。高い方の山にある新市街からら東に向かって歩き始めました。碁盤の目のように整った道沿いには、飾り窓や彫刻が美しい後期バロック様式の建物が並んでいます。
さらに東にむかって坂を下っていくと突然視界がひらけ、眼下に旧市街イブラの街が広がります。思わず息をのむ絶景！抜け道のような細い階段を降り、入り込んだ旧市街イブラは迷宮のように入り組んだ街。人の顔の彫刻が支える不思議なベランダを眺めたり、バロック建築の傑作サン・ジョルジョ大聖堂のシブい鐘の音を聞いたり…。貴族にも出会いました。まるで中世にタイムスリップしたかような不思議な感覚を味わった街歩きでした。