世界ふれあい街歩き

真っ白い街の迷宮めぐり

広大なオリーブ畑の中の道を行くと、目の前にこつ然と現れる、真っ白い街・オストゥーニの旧市街を歩きます。
街に入る前に出会ったおじさんが売ってたのは、真っ白い石。この石は石灰で、白い街と切ってもきれない関係なのだとか。そして旧市街に入るやいなや、まるで迷宮に迷い込んだかのような真っ白い複雑な路地が続きます。
そして偶然であった工事現場では、その白い街の壁の裏側の秘密を垣間見ることに。そこには深く続く洞窟があったのです。これは昔の修道院の跡で、実はオストゥーニの地下は、洞窟だらけなんだそうです。
旧市街をさらに歩くと、オリーブの木からインスピレーションを得て作品を作るという風変わりな芸術家や、白い街のてっぺんに住むという夫婦に出会います。その家の屋上から、オストゥーニの誇りだという、オリーブ畑とアドリア海の素晴らしい風景を見て、白い街を後にします。