世界ふれあい街歩き

大通りから紫禁城のお濠(ほり)までを歩く

北京市の中心を東西に走る長安街から北に延びる王府井大通りは、「北京の銀座」とも呼ばれる中国最大の繁華街です。
王府井は清の時代、８軒の皇帝の一族の屋敷（王府）があり、そこで名水の井戸（甜水井）が掘られたことから王府井と呼ばれるようになりました。１００年以上続く老舗(しにせ)の店や国内外の最先端のファッションを売る店が仲良く並びます。
また通りから一歩中に入ると胡同（フートン）と呼ばれる昔ながらの横町が残り、伝統的な住宅には北京っ子が今も暮しています。胡同を抜けると木が緑の影を落とし、お店が点在する南池子通り。大通りから紫禁城のお濠(ほり)までを歩き、街に暮す人々や王府井を訪れる人々に出会います。