これまでの街歩き

ワルシャワ/ ポーランド

2010年6月13日(日) 初回放送

語り:牧瀬里穂

撮影時期:2010年4月

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復興された“中世の”街

列車でヴィスワ川を渡り、ポーランドの首都・ワルシャワに到着。朝の通勤ラッシュとともにワルシャワ中央区駅を出ると、そこは大通りに面したオフィス街。街の中心部でした。といっても高層ビルが林立しているわけではなく、重厚な石造りの建物の上に、青空が大きく広がっています。一歩、路地に入ると、大通りとは雰囲気がガラリと変わります。社会主義時代に建てられた住宅地、団地です。また、しばらく歩いた先にある、石畳の似合う中世の香り漂う旧市街も旅人の目を楽しませてくれます。ワルシャワは道を一つ変えるだけで、様々な時代の、様々な景観が並ぶ街なのです。
実はこの街では、80%以上もの建物が破壊されたことがあります。第二次世界大戦の時です。ワルシャワの市民は戦後復興の際、以前と同じ街並を多大な努力の末に再現しました。メインストリートを北に進みながら、20世紀に再現された中世の街並み、ワルシャワの素顔を発見していきます。
また、この街は「ピアノの詩人」ショパンの育った場所としても有名。街のあちこちにショパンゆかりの場所があり、クラシックの調べを耳にします。

※NHKサイトを離れます
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