これまでの街歩き

パルマ・デ・マジョルカ/ スペイン

2011年5月4日(水) 初回放送

語り:檀 れい

撮影時期:2011年3月

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ゆるやかな時間が流れる「地中海の楽園」

“一年に300日以上晴れる”と言われるスペイン・マジョルカ島。「地中海の楽園」と称されます。その玄関口ともいうべきパルマ・デ・マジョルカの街には、世界各地からたくさんの観光客がやって来ます。お目当てはもちろん輝く太陽と美しいビーチ。そして、ヨーロッパ有数の規模を誇る旧市街です。
船が港に近づくと、最初に目に飛び込んでくるのは、ゴシック様式の大聖堂。13世紀から16世紀まで400年近い年月をかけて建てられたその威容は、この街がただのリゾート地ではないことを感じさせます。大聖堂に守られるようにその背後に広がっている旧市街に足を踏み入れると・・・。石畳の路地、玄関やバルコニーに意匠を凝らしたお屋敷、そして門扉ごしにちらちらと見え隠れする美しいパティオ(中庭)…古代より交易の要所として知られ、中世には海洋貿易で栄華を極めたマジョルカの面影が、今も街のあちこちに残されています。
青空に伸びるヤシの木と、古く重厚な街並み。不思議なコントラストを楽しみながら、「楽園」の住人たちの暮らしにふれる街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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