世界ふれあい街歩き

街に息づく穏やかさとたくましさ

岩礁の船着き場から上陸。身を寄せ合うようにして赤や黄のカラフルな建物が立ち並ぶ中、細くて急な階段道や坂道が入り組んでいて、まるで迷路に入り込んだかのよう。港には小さな漁船がいくつも陸に揚げられ道を塞ぎますが、この街の専業漁師はたった1人なのだとか。
石垣を積み上げる職人たちの心意気、一人暮らしのお年寄りを支えるユニークなサービス、段々畑でワイン用のブドウをつくる家族の絆…。厳しい断崖の街に生きる人々のたくましさと温かさに触れていきます。

「今回の旅では、チンクエテッレ（“５つの場所”という意味）の中で最も東に位置する街、
リオマッジョーレを歩きました」