これまでの街歩き

リスボン/ ポルトガル

2012年11月6日(火) 初回放送

語り:遠藤久美子

撮影時期:2012年9月

※動画の公開は終了いたしました

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“寛容の都市”で出会う、大らかで明るい人々

 ポルトガルの首都・リスボン。世界中からたくさんの移民を受け入れている「寛容の都市」です。街には至る所に坂があり、「7つの丘の街」と呼ばれています。
 朝9時、木漏れ日を浴びながら坂を登り、街歩きをスタート。最初に訪ねたのは、食料品のお店。「いつもこの店に来るんだ。他には行かないよ」という常連さんと、「街が元気だから、他の所には住みたくないわ」と語る女性の店主。みんなそれぞれ、この街に深い愛着を持っているんですね。
 坂を登って公園に入ると、おじさんたちの人だかり。見ると、机を囲んでトランプの真っ最中でした。ポルトガルではトランプのことを“カルタ”と言います。これが日本に伝わり、おなじみの“かるた”になったとも言われています。
 街の中へ出ると、魅力的な出会いが次々と。新入生を歓迎する行事に精を出す大学生、仲良く釣りを楽しむ男性たち、ダンスホールで異性との出会いを探すおじいさんやおばあさん、さらに他の国からリスボンへやって来た移民の人々…。国籍や世代を越えたさまざまな人々が集まるリスボンで、明るくおおらかな「寛容の精神」にふれる街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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