世界ふれあい街歩き

平和な時間が流れる「神々の島」

　アジア有数のリゾート地、バリ島。今回は島の中でもサーフィンが盛んな海辺の街、クタ界わいを歩きます。朝9時、店先でお祈りをする女性を発見。たくさんのお供え物を持っています。聞けば、「あっちにもこっちにも」供えるのだとか。さすがは“神々の島”ですね。
　ビーチにはゴザ屋さんや氷屋さんなど、いろいろなお店が開かれ、皆さん忙しそう。ウミガメの赤ちゃんを保護する男性との出会いもありました。
　繁華街への道の途中では、馬車の運転手さんとのおしゃべりを楽しみます。愛馬は「ロッキー」と「ジャッキー・チェン」という名前なのだそうです。大通りから路地へ足を踏み入れると、そこには心地よい静寂が…。花びらを拾う男性や、ヤシの木をあがめる画家、軒先でお供え物を作る母娘などマイペースで心静かな人々と出会いながら“神々の島”バリを堪能します。