2015年6月23日(火) 初回放送
語り:八嶋智人
撮影時期:2015年4月
今回の街歩きはドイツ・ロマンティック街道、北の起点の街ヴュルツブルク。古くからマイン川を利用した交通の要所として栄え、中世からはキリスト教の大司教が治めた街です。歴代の大司教が学問や文化の振興に力をいれたため、いまでも古くからの大学や音楽大学が存在し、多くの学生が通っています。
街の音大生ふたりは路上でハープとバイオリンを演奏し、音楽で食べていきたいと夢を語ります。演奏を聞いていた女性も「これからも続けてね」と二人を応援。芸術を愛し、お互いの個性を大事にしあう人が集まっています。長年、いろんな人のランプを修理してきたおじさんは「古いものはどれもなにかの思い出だよ」と、それぞれのランプにつまった思い出を大切に、修理を続けてきました。
伝統を大切にし、お互いのこだわりを尊重しあう人たちとふれあう街歩きです。