これまでの街歩き

ウェリントン/ ニュージーランド

2008年4月24日(木) 初回放送

語り:牧瀬里穂

撮影時期:2008年2月

世界地図

地図

場所

南半球の島国、ニュージーランドの首都がウェリントン。人口は18万、美しい海と緑豊かな丘陵地に囲まれて、花が多くきれいな街です。海からの風が常に吹きつけることから、「ウィンディ・ウェリントン」(風の街)とも呼ばれています。
街の中心部には、おしゃれなショップやカフェのある通り、名物のケーブルカー乗り場がある通り、若者の多い賑やかな歩行者天国など、特色のある通りがたくさんあります。住民たちはジョギングをしたり、自転車に乗ったりと健康的です。

Information

先住民マオリの文化

およそ1000年前に、ニュージーランドの島を最初に発見したと伝えられる先住民マオリ。今でも、絵画や工芸、歌や踊りなど、様々な文化が受け継がれています。彫刻などのモチーフになっている渦巻き模様は、命の再生を意味しています。
また、ニュージーランドの学生たちは、マオリの人子孫たちもそうでない人たちも、『ハカ』というマオリ伝統の戦いの踊りを学びます。この踊りは、ラグビーのニュージーランド代表・オールブラックスが試合の時に行うことでも有名です。

アザラシ・ウォッチング

ウェリントンは、すぐ近くに豊かな自然があるのも魅力です。車で20分ほど走れば、海岸で野生のアザラシのコロニーに出会います。
コロニーには、少ない時でも50~60頭、多いときには数百頭ものアザラシたちがいます。間近で見るアザラシたちの愛くるしい表情や仕草は必見です。

ワイン革命

ニュージーランドでは最近、あるハッピーな革命が起こりました。料理がおいしくなった「料理革命」です。かつては魚と言えば、フィッシュアンドチップスのような素朴な料理ばかりでしたが、今や様々なハーブや野菜を組み合わせた料理の数々が作られています。
その「革命」の立役者が、ワイン。料理関係者によれば、ニュージーランドでは30年ほど前から良質のワインができるようになり、それが人々の味覚を敏感にして、料理の質も向上させたそうです。

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