これまでの街歩き

クラクフ/ ポーランド

2006年9月5日(火) 初回放送

語り:工藤夕貴

撮影時期:2006年8月

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中世ヨーロッパの城下町をトコトコ

石造りの立派な城壁。門をくぐると、そこは中世のヨーロッパの町並みでした。そこから旧市街の中心へとトコトコ歩いて行くと大きな広場に出ました。真ん中に建つ黄色い立派な建物の中に入ってゆくと、働き者のチェス屋のお母さんが、朝早くから店先に駒を並べていました。
 旧市街の中を気の向くままに歩き回ると、あちこちに趣きのある教会が建っています。かつて町を行き来した「路面馬車」の線路や、司祭服まで売ってる教会グッズのお店。面白いものを次々に発見しました。
 古そうな建物の入り口を覗いてみると、通路になっています。その向こうには静かな中庭。クラクフにはこんな中庭がたくさんあって、そこは表通りとは違う、もうひとつの町の顔でした。花を摘むお母さん。古い建物を愛する老画家。無愛想で親切なアクセサリー屋のおばちゃん。戦争の被害を奇跡的に逃れたクラクフの街を心から愛する人たちと出会い、暖かい気持ちになりました。

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