オスロ／ ノルウェー
2015年11月17日（火） 初回放送
語り：鈴木 杏
撮影時期：2015年8月
街の「ポストカード店」
目抜き通りから少し外れた道を歩いていると、赤い木造の建物を見つけました。アンティークの品々が売られているお店のようです。お店の前でおしゃべりに夢中になっている方々がいたので声をかけてみると、店主と常連さんでした。そこへ別の常連さんがいらっしゃったので一緒に店内に入ってみると、きれいに整理されたポストカードの棚がずらり。店主さんは、各国を回って様々な街のポストカードを買い集めては店で売っているのだとか。
なんと、現在、ギネス世界記録に申請中という店主さん。「人口が少ない国だからこそ、一人一人好きなことを楽しむことが、国の文化を育むんだよ」という話が心に残りました。
街の「ミニゴルフクラブ」
きれいな川沿いを進んだ先に、にぎわっている公園が。柵の外側からのぞいてみると、大人たちが、ミニゴルフを楽しんでいます。一人が声をかけてくれたので、公園の中に入ってみることに。
すると、曲がりくねったり、坂になっていたりしてホールがたくさんあって、なかなか複雑で難しそう。子供からお年寄りまで、みんな熱中しています。よく見ると、同じユニフォームを着ている人が大勢います。理由を尋ねると、同じのクラブのメンバーで、全国大会に向けて練習中なんだとか。おじいさんたちによると、ミニゴルフの魅力は「ワクワク感」なんだとか。
青空の下で仲間たちと興じるミニゴルフは、とても楽しそうでした。
街の「ミニボトル美術館」
港近くに戻って裏通りを歩いていると、小さなガラス瓶がたくさんくっついた衣装を着た不思議なマネキンを発見。近くで休憩中のお兄さんに尋ねると、ミニボトル美術館なんだとか。集められているミニボトルの数は、なんとギネス世界記録に認定されているほど！まさか、また“世界一”に出会えるとは…と驚いていると、美術館で働いているというお兄さんが中へ案内してくれることに。
運良くオーナーさんと会うことができ、色々な種類のミニボトルを紹介してくれました。ミニボトル収集にかける情熱、すごいですね、と伝えると、「とにかく集めるのが楽しいんだよ！」と、すてきな笑顔で答えてくれました。
改めて、楽しい「こだわり」をもつオスロの人ならではの魅力にふれたひとときでした。