これまでの街歩き

オアマル/ ニュージーランド

2008年4月3日(木) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2008年2月

世界地図

地図

場所

南半球の島国、ニュージーランド。島の東海岸に面した小さな街がオアマルです。
18世紀半ばにイギリスからの入植が始まり、その後はゴールドラッシュで大いに栄えました。
地元で産出される白い石灰岩を用いたビクトリア様式の優雅な建築物は、今でも街のメインストリートや歴史地区で見ることができます。特に歴史地区はかつてのオアマルの商業の中心で、凝った作りの羊毛や穀物の倉庫は、今では劇場やフリーマーケットに使われています。
また、街の中心部には色とりどりの花々があふれる公園があり、住宅地に入れば見事な庭も目をひきます。オアマル湾には、世界最小のペンギン、ブルー・ペンギンのコロニーもあり、その愛らしい姿を観察することもできます。

Information

ペンギン

オアマルのあるオタゴ地方は、ペンギンの名所でもあります。
オタゴ半島にある「ペンギン・プレイス」は、珍しいキガシラペンギンを小屋から観察できる施設。臆病なペンギンたちを驚かせずに、間近でじっくりと観察できます。
また、オアマルの「ブルー・ペンギン・コロニー」では、観覧スタンドから、日没頃に巣に帰ってくるペンギンたちを観察することができます。ブルー・ペンギンは、ペンギンの仲間では、最も小型で体調わずか30センチ。とっても可愛らしいですよ。

ダニーデン

オアマルから海沿いに南へ行くと、ダニーデンの街があります。
ダニーデンには、世界でいちばん急と言われる坂道があります。坂では、「駆け上り競争」や「チョコレート転がしコンテスト」など、様々なイベントも開催されています。
もうひとつの名物が、タイエリ峡谷鉄道。ダニーデン駅から出発しタイエリ峡谷へ向かう鉄道で、元々は、ニュージーランドの内陸と港を結ぶために建設されたもの。現在は観光列車として運行されており、渓谷のダイナミックな岩肌や、切り立った崖の下を流れる川など、スリリングな旅を楽しめます。

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