これまでの街歩き

ベルゲン/ ノルウェー

2005年6月14日(火) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2005年5月

街の「三角屋根」

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ベルゲンのシンボルといえば、やはり三角屋根のブリッゲン。色とりどりの建物群が港に面して整然と立ち並んでいます。ブリッゲンは、13世紀にハンザ同盟の商人たちが築いた木造建築。幾度も火事で焼け、18世紀に元通りに再建されました。
現在では世界遺産です。正面から見ると平面的ですが、建物の間には板張りの路地が奥へと続いています。上に上がれる階段もあって、まるで大きな迷路の趣でした。

街の「ケーブルカー」

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街の中心部とフロイエン山の展望台をつなぐケーブルカー。その駅で面白い光景を見かけました。リュックを背にする子どもたち。てっきり遠足かと思ったら、山の中腹にある保育園に通っているんだそうです。豊かな自然のなかでの保育園、のびのびと育つかな。ちなみに展望台の標高はおよそ300メートル。そこから見渡した景観は、それは素晴らしいものでした。

街の「ペンキ塗り」

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ベルゲンの住宅街は、ヨーロッパでも有数の木造住宅の密集地域だそうです。そこを歩いていたら、家のペンキ塗りをする人たちによく出会いました。でも職人さんではなく、自宅を自分で塗っている人たちでした。ベルゲンではみんな、自分のことは自分でするそうです。この土地は、一年の3分の2は雨だと言われています。ペンキもこまめに塗らないと、きっと木が傷むのでしょうね。

※NHKサイトを離れます
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