これまでの街歩き

リガ/ ラトビア

2005年7月26日(火) 初回放送

語り:矢崎 滋

撮影時期:2005年5月

街の「市場」

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旧市街の南に5つの大きな建物を発見。体育館と見まごうようなその建物の正体は…中に入ってみると「中央市場」でした。5つの建物はそれぞれ肉、魚、野菜、乳製品、穀物類の売り場に分かれていました。市場の中はモノと人でごったがえし活気に溢れ、まさに“リガの台所”といった感じです。
20世紀初頭にラトビアがドイツの支配下にあった当時、この5つの建物はツェッペリン飛行船の格納庫として使われていたそうです。必要のなくなった格納庫をそのまま市場として利用しているということです。リガの人たち、豪快なんですね!?

街の「展望台」

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リガ旧市街の中央にある聖ペテロ教会。その展望台に上がるとリガの街が一望できました。赤い屋根が青空の下に映え、ところ狭しとひしめく様は、美しいの一言。そして地平線は360度、見渡すかぎり真っ平ら。交通の妨げとなる高い山が一つもなく、ロシアとヨーロッパを結ぶ拠点として栄えてきたラトビア。その地理的重要性を、実感できる眺望でした。

街の「ミュージシャン」

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リガの旧市街でアコーディオンと太鼓・タンバリンで演奏する女性二人組の街頭ミュージシャンに出会いました。アコーディオンを弾く女性はロシア人。太鼓とタンバリンをたたく女性はラトビア人。リガでは人口の4割がラトビア人、そしてロシア人も4割なんだそうです。
ラトビア人とロシア人が互いに協力しあっていくことがラトビアの今後の課題の一つ。
この女性二人組は、言い合いをしながらも、気持ちの良い音楽を聞かせてくれましたよ。

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