2006年9月19日(火) 初回放送
語り:山本太郎
撮影時期:2006年8月
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チェスキー・クルムロフは曲がりくねって流れるブルタバ川に沿って作られた街です。今回は蛇行する川に沿って街をクネクネと歩いて行きました。まず正門をくぐり旧市街へ、16世紀当時の姿がそのまま残ると言われる街並は、一見すると映画のセットのようです。街の中に入っていくと、歪んだ扉や14世紀の窓の跡、馬車が家々の壁にぶつからない様に置かれた角石など、歴史を感じさせるものを数多く見つけました。
そんな街で出会った人たちはこの街を大事にしながら、穏やかに暮らしていました。野生のカモにエサをあげたり、路地裏でサッカーしたり、眺めのいい庭で畑仕事をしたり。なぜチェスキー・クルムロフに中世の街並が残されているのか。その理由が、街を歩き、人々と出会うことでなんだか分かった気がしました。