これまでの街歩き

プラハ/ チェコ

2005年11月15日(火) 初回放送

語り:山本耕史

撮影時期:2005年9月

街の「鍛冶屋さん」

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バーツラフ広場と旧市街の境目に、ちょっと不思議な屋台が出ていました。店先にはぼうぼうと燃えさかる炎。これは…鍛冶屋さんの屋台。鉄製の飾り物を作って、売っていました。観光客もみんな立ち止まって鍛冶屋見学。すると巨体の鍛冶屋さんが店先の缶を指差して「写真、カメラ、ここ」???。つまり、写真を撮るならチップを、ということなんですね。チップは全て、鍛治屋さんのビール代になるらしいですよ。

街の「聖人像」

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プラハ随一の観光名所、カレル橋。この橋の欄干には30体もの聖人像が立ち並んでいます。中でも最も観光客に人気があるのは「聖ヤン・ネポムツキー」の像。『14世紀の高僧、ヤン・ネポムツキーは王の怒りをかい、手足に重りを付けられて、カレル橋から川に投げ込まれた。その時、天に5つの星が昇り、彼の昇天を祝福した。』以来、この聖人像に触れると願いが叶うという伝説が生まれたのだそうです。

街の「吟遊詩人」

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旧市街の街角から、不思議な音色が聞こえてきました。音を辿って行くと…まるで物語から抜け出た吟遊詩人のような風貌の老人が、これまた不思議な楽器を演奏しています。楽器の名は「ニニェラ」、英語では「ハーディー・ガーディー」。老人によれば『9世紀に中東から伝わった楽器』とのこと。ハンドルを回すと木の円盤が弦を擦って音が出る仕組みだそうです。が、難しい仕組みはさておき、まずはその音色と老人の美声に酔いしれてください。~♪綺麗な服を着た王様が 森を越え 野を越え 国中をさまよった エルドラドをさまよった♪~

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