これまでの街歩き

カーセージ/ アメリカ

2007年5月8日(火) 初回放送

語り:林 隆三

撮影時期:2007年4月

街の「エレベ-ター」

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街の人々がカーセージの象徴と呼ぶ裁判所の建物。平らな街の真ん中に建つその塔は、街の外からでも見えるランドマークです。古風な趣の建物の中は、電燈も扇風機も、レトロな雰囲気。中でも目を引くのは格子扉のエレベーター。
中をのぞくと、ご婦人が座っています。1916年に設置されたというこのエレベーター、このご婦人が運転しているのだそうです。
乗り心地はというと…とてもスムーズな動きで、なかなか快適でした。

街の「ビクトリアンハウス」

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住宅街に入ると、ビクトリア調の豪華な住宅が並んでいました。19世紀、カーセージの西隣の町は鉛や亜鉛を産出する鉱山で栄えました。鉱山で富を築いたオーナーたちは、隣町の静かなカーセージに豪華な家を建てて住んだのだそうです。住宅街に並ぶビクトリア調の住宅群はその時代に建てられたもので、主が代わった今でも、当時の風情を残したまま、大事に維持されているのです。

街の「看板娘」

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ルート66沿いには、車を運転していても見えるように、高い場所に設置された大きな看板がたくさんあります。そんな看板の文字を付け替えている女性がいました。長い棒を使って、アルファベットのパーツをひとつひとつ取り付けていくのですが、この作業がなかなか難しそう。「ワッフルコーン$1.59」の$マークを落としてしまって、$マークは壊れてしまいました。
お若く、はつらつとしたこの女性、実はお孫さんが8人もいるとか!お酒もタバコものまず、週2回、ジムに通う成果だそうです。どうぞいつまでもお元気で。

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