これまでの街歩き

サンタフェ/ アメリカ

2007年5月22日(火) 初回放送

語り:林 隆三

撮影時期:2007年3月

街の「工房」

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“コンコン”という金属音に誘われてのぞくと、窓に素朴なステンドグラスがたくさんかかった工房でした。ステンドグラスを作って35年という職人さん。昔はフィラデルフィアの工房で働いてましたが、1984年にサンタフェに移ってきたそうです。サンタフェが大好きで、郊外にある築100年の日干し煉瓦の家にお住まいだそうです。サンタフェの光がステンドグラスに映えて、とてもきれいでした。

街の「柱」

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広場近くの通り、壁際に昔の馬車がいくつも並んでいます。
他にも古い柱や仏像のレリーフや象の置物、とにかく不思議な物がたくさん集められていました。実はこの品々、インド、アフガニスタンなど世界各地から集められた古い建材や建具。新築の家にアンティークのドアを使うなど、古い建物の再利用が流行しているのだそうです。繊細な細工の柱や窓枠、確かにエキゾチックで美しいですね。

街の「お手伝いさん」

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昼過ぎの広場。
ひっそりとしていた朝とは違って、大勢の人の憩いの場となっています。ベンチに座っているのは… 朝、屋台の準備を手伝っていたひげのおじさんです。
朝からずっと、広場で日光浴していたのでしょうか。 ケニア生まれのこの方、 故郷の気候に似たここサンタフェが気に入って1962年からこの街に住みつき、以来45年間、毎日この広場に 通っているんだそうです。
「小さな街だけど世界中から人々が訪れる、そんなサンタフェが楽しくって大好き」なんですって。

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