ザルツブルク／ オーストリア
2007年7月24日（火） 初回放送
語り：松田洋治
撮影時期：2007年5月
街の「レストラン」
朝８時、橋を渡って旧市街を歩き、脇道に入るとそこはレストランの通路。
食材をレストランに運ぶ人、厨房で使う燃料のまきを運ぶ人との最初の出会いがありました。肉を運ぶお父さんは「楽しみはビールの晩酌」、まき運びのお父さんは「大変だけどやらねばね」と語ってくれました。
街の「街のおじいさん」
メインストリートから山の方向へ通路を一本抜けた通りに、地球儀の形をしたモーツァルトのモニュメントがありました。
そのモニュメントの近く、２階の窓辺で花に水をあげているおじいさんと出会いました。おじいさんは先祖代々この街に暮らす、生粋のザルツブルク住人です。８９歳とは思えぬカクシャクたる声で「パン職人の親方をやっていたんだ」と答えてくれたおじいさん、今はお花に水をやるのが仕事だとか。
街の「街の写真館」
街を囲む城壁のアーチの下で、ユニークなおじいさんに出会いました。
モーツァルト生家の近くで、昔ながらの写真館を営んでいるおじいさんに「ちょっとついて来い」と仕事場に案内されました。
おじいさんのアトリエは、城壁の２階。そこには古いカメラや器具、記念写真などが所狭しと置かれ、おじいさんの人生が凝縮されていました。
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