これまでの街歩き

ケベック/ カナダ

2007年11月13日(火) 初回放送

語り:永作博美

撮影時期:2007年10月

街の「S」

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ロウワー・タウンで出会ったおじいさんが指差したのは、家の壁に貼りついた「S」の字。何かの飾り?それとも暗号・・・?。
実はこれ、家の梁(はり)を壁の外側から固定するために使う、金具なんだそうです。17世紀にフランスから伝わった建築技術で、古い家にはそのまま残っているんだとか。おじいさんが自慢気に教えてくれました。「S」を探しながら街を歩くのも楽しいですね。 

街の「渡り廊下」

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建物の狭い隙間を抜けると、謎の路地を発見。
両側の建物がみんな渡り廊下でつながっていて、どの階からも階段がついています。歩くと、まるでアーチをくぐっているみたい。住人の方にたずねると、これは昔の「避難通路」。イギリスやアメリカが攻めてきたときに、すぐに逃げられるように備えていたんだそうです。こんな場所があったなんて・・・。

街の「砲弾」

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アッパー・タウンで、木の根元を写真に撮る人と遭遇。よく見ると、真っ黒な大きな玉がありました。ボーリング球・・・!? 
通りかかったおばあちゃんにたずねると、「ケベックを巡ってフランスとイギリスが領土争いをした時に、イギリスが放った砲弾なのよ」と教えてくれました。おばあちゃんいわく、「この砲弾は昔からあるから大丈夫」なんだそうです!? 道端の木にも歴史が刻まれているケベックです。

※NHKサイトを離れます
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