これまでの街歩き

コルドバ/ アルゼンチン

2009年5月7日(木) 初回放送

語り:中村梅雀

撮影時期:2009年2月

街の「バスターミナル」

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バスが主要な交通機関であるアルゼンチンでは、各都市に欠かせないのがバスターミナル。
コルドバには国内で二番目に大きいバスターミナルがあります。大勢の人々とバスでいつもごったがえしていて、入りきらないバスが常に外で順番待ちをしているほどです。
ここにやって来るバスは、ブエノスアイレス、プエルト・イグアスなどのアルゼンチン国内の街だけでなく、国境を越え、南米大陸の国とも行き来しています。
ちなみに、首都ブエノスアイレスからコルドバへの所要時間は約10時間。
今回の街歩きのはじまり、バスターミナルとの出会いでした。

街の「家具屋」

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たくさんの家具屋さんが立ち並ぶ通りにやってきました。
学生の街であるコルドバでは、家具屋さんにとって、新入生たちが家具を購入する12月、1月、2月が書き入れ時。店内には磨いてニスを塗った机や棚をずらりと並べています。購入する際には、好みの色を注文することができ、お客さんに合わせた仕上げが施されて、家に届けられます。
子どもの初めての一人暮らしを心配する親たちが、新入生と一緒に家具を探しにくる様子は、この季節の風物詩になっています。

街の「露店」 

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午後8時。軽快な民族音楽の響く、夕方の露店市にやってきました。
並ぶのはアクセサリー、革製品、楽器、ランプ、知恵の輪まで、多種多様です。
ここは土曜日と日曜日限定のマーケットで、アーティストたちが手作りの作品を持ち寄り、露店を開いています。
地元の人によれば、ここはかつて、コルドバに商売にくる人々が集まっていた場所。アルゼンチン全土から肉や穀物、薬などを持ち寄り、物々交換をしていたのだとか。
商売の中心地だったかつての名残をとどめるかのように、毎週土日の夕方から開かれる露店市は、学生や地元の人々、観光客などで大にぎわいとなります。

※NHKサイトを離れます
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