世界ふれあい街歩き

カジノの裏路地で下町情緒を満喫

カジノや巨大なホテルの繁華街に、ポルトガル統治時代のたたずまいを残すセナド広場。そんな華やかな表通りを離れて路地に入るとマカオの意外な素顔を発見することができました。年代モノの建物が軒を並べる通りには土地の神様をまつるほこらがあって地元の人がのんびりおしゃべり。築百年以上という建物に暮らすおじさんは、毎朝マウンテンバイクで体を鍛えているのだそう。店先で古いテレビを大事に修理する職人さん、大きなかけ声でカレー味のモツ煮込みを売る屋台、マカオが貿易の拠点だった頃からココナッツを売る老舗など下町情緒がたくさん残っていました。ヨーロッパとアジアが交わるマカオのもう一つの顔を満喫した街歩きでした。