これまでの街歩き

マカオ/ 中国

2007年3月6日(火) 初回放送

語り:浅野和之

撮影時期:2006年12月

街の「縁起物」

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カジノが並ぶ繁華街の歩道で、朝から何か燃やしている人がいます。炎の中に放り込まれている紙束、なんだかお札のよう?まさかと思って聞いてみると…おもちゃのお札でした。とはいえ、ちゃんと金額も印刷されていて、「数万ドル」分が次々と灰になっていきます。これは神様へのお供え物で、お札を燃やすことで幸運を招くといわれているんだそうです。さすがカジノの街、縁起物にも気合が入っていますね。

街の「『はい、チーズ!』」

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マカオ観光の拠点、セントポール天主堂前でたくさんの中国人観光客が記念撮影していました。と、あちこちから「チーズ!」の掛け声が…。中国でも写真撮影の時には「はい、チーズ!」っていうのかな?と思って尋ねてみると「チーズ」ではなく「チエズ」、中国語で「茄子」という単語だそうです。「チエズー」って発音すると口が笑った形になるから、ですって。「チーズ!」じゃなくて「なすび!」だったんですね。

街の「運動場」

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町はずれの坂の途中で、おそろいのジャージを着た中学生の一団を発見。みんな通り沿いの塀の向こうに消えていきます。始まったのは体育の授業。学校かなと思いきや、校舎が見当たりません。先生に聞いてみると、ここは工事用の空き地。学校にはスペースがないので、工事現場のオーナーに頼んで、体育の授業に使わせてもらっているのだそうです。土地の狭いマカオでは、ビルの谷間が子どもたちの運動場なのですね。

※NHKサイトを離れます
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