世界ふれあい街歩き

「北のベネチア」と言われる水の都 ベルギー・ブルージュ

北海とベルギーを結ぶポプラ並木の運河沿い。ベルギー北西部のブルージュにやってきました。旧市街の中にも運河が縦横に通っています。
そこに緑色のボートがやって来ました。運河のゴミ掃除をするおじさんたちでした。この道１５年、街を訪れる観光客のためにも、きれいにするんだそうです。更に歩みを進めると、ギザギザの屋根が。ブルージュの風景画を売るご夫婦が、「この屋根は中世の時代、豊かさの象徴だったんだよ」と教えてくれました。
今度は、街の北側へ。橋のたもとに、庭の素敵な家がありました。水まきをしていたご夫婦と話をしていると、突然、白鳥が運河沿いを飛んでいきます。水辺の暮らしには、何とも優雅な時間が流れていました。夕方は風車がある小高い丘へ。あかね色に染まった空に、美しいブルージュの街並みが映えていました。