これまでの街歩き

ティンプー/ ブータン

2011年2月20日(日) 初回放送

語り:中村梅雀

撮影時期:2010年10月

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“幸せな”笑顔に出会える街

ヒマラヤに囲まれたブータン王国の首都ティンプーは、標高2400メートルの盆地に開けた街。川沿いのメインストリートから歩き始めます。仏教様式の建物が並び、子どもから大人まで民族衣装を身につけた人々がゆったりと行き交います。建物には伝統的な装飾をつけること、学生や公務員は伝統衣装を身につけることなど、「伝統」を守ることが国の大切な決まりなんだとか。またこの街は世界で唯一の「信号機のない首都」。警官が交通整理にあたりますが、みな譲り合うので混乱は全くないそうです。
路地に入ると、子守りや機織りをしながらあちらこちらで井戸端会議が。一方男たちは、歌ったり踊ったり、ゲームをしたり・・・。日がな一日弓矢の腕を競い合うことも。
国王の提唱する「GNPよりGNH(国民総幸福量)の国づくり」が定着し、「今自分は幸福」と感じる人が90%を超えるといいます。人々の素朴な笑顔や生活に深く根付いた伝統と信仰に触れながら、「幸せ」の意味をかみしめる街歩きです。

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