これまでの街歩き

シビウ/ ルーマニア

2011年11月3日(木) 初回放送

語り:八嶋智人

撮影時期:2011年9月

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古いものが生き続ける街

 ルーマニア中央部の古都・シビウは、かつて商工業で栄えた街です。高台に広がる旧市街が、今回の舞台。赤レンガで作られた城壁をくぐり、街歩きのスターです。石畳の階段を登り、朝、まだ人通りの少ない路地を進みます。中世から残る色とりどりの家並みを、朝の光が鮮やかに照らしていました。ふと、古い家々の屋根に目をむけると、不思議な形をした窓が沢山…。まるで人間の「目」のような形をしています。「あれは何だろう?」 そんな「目」の謎に導かれるように街を歩くと、多くの出会いがありました。
 大広場では、子どもたちが楽しそうに水遊び、路地裏では女の子たちが集まってメークごっこをしています。小さな靴屋や時計店をのぞくと、修理を頼むお客がひっきりなしに訪ねてきました。話を聞くと「新しい物を買わないわけでないけど、大好きなものをずっと使い続けたい」のだとか。何だかすてきですね。
 中世の面影が残る街並みに不思議を見つけ、古いモノを大切にする人たちに出会う、街歩きです。

※NHKサイトを離れます
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