世界ふれあい街歩き

港街の歴史と情緒あふれるプサン

　今回街歩きをするのは韓国第2の都市、プサン。世界有数の貿易港をもつ街として、急激な経済発展を続けています。古くから日本と朝鮮半島との窓口の役割も果たしてきました。
　近代的なガラス張りのビルの中にある魚市場、チャガルチ市場からスタートします。若者の集まる最新スポット、ナムポドンはまるで日本の原宿のような街並みですが、国際市場に入ると雰囲気は一転。闇市から発展したという市場には昔懐かしい情緒が漂います。プサン駅近くの中華街を通り抜けると「168階段」を発見。この急な階段は朝鮮戦争が始まったころ、避難民たちが山の上へと小屋を建てたという歴史を物語っています。
　夜、再び訪れたナムポドンでは、恋の悩みを抱えた女の子たちが占いの屋台に行列を作ります。歴史を感じさせるプサンの街を巡ります。