これまでの街歩き

ウィーン/ オーストリア

2014年4月29日(火) 初回放送

語り:工藤夕貴

撮影時期:2014年3月

※動画の公開は終了いたしました

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早春の路地めぐり

 オーストリアの首都ウィーンは、650年続いたハプスブルグ家の栄華を色濃く残す美しい街。中でも旧市街は、路地に歴史的建造物が並び、今も暮らしの中でウィーンの文化や伝統が受け継がれています。
 トラムを降りて街歩きをスタート。まずは、街の中心にあるシュテファン大聖堂を目指して歩きます。まるで宮殿のような見事な建物は市庁舎。その前には大きなスケートリンクが作られ、朝から大人や子どもで大にぎわい。地元の子どもたちの授業も行われていました。残り少ない冬を満喫する人びとに別れを告げ、再び歩きはじめると・・・「ハム入りのパン」を焼くパン屋さんや、「タマゴの刺しゅう」をする女性たちの工房など、春を迎える準備にいそしむ人びととの出会いが。ウィーンの人びとは、昔から続く“春の伝統”を大切にしているんです。
 そして夜には美しく着飾った紳士や淑女たちが街にあふれます。冬の終わりは舞踏会シーズン。大人の世界へデビューする男女の初々しい笑顔がキラキラと輝いていました。

※NHKサイトを離れます
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