世界ふれあい街歩き

スペイン情緒と笑顔があふれる街

　今回の街歩きは、憧れのリゾートアイランド、セブ。南北に長いセブ島のほぼ中央に位置するセブの街は、古くから海洋貿易の要衝として栄えてきました。1521年にマゼランが上陸して以降、世界にその名が知られるようになったセブには、教会をはじめとするスペイン統治時代の古い史跡がたくさん残り、「フィリピン最古の都」とも呼ばれています。
　この街の魅力はなんといっても、人々の笑顔。街は陽気な笑い声であふれています。路地へ入ると、肩を並べてメンコで遊ぶ子どもたちや、電気や水道、道路までも自分たちで引いてしまったパワフルなご婦人方の井戸端会議に出会います。
　「問題があっても、笑って対処するの。泣いたってしょうがないじゃない」と語る住人たち。どんな時も決して笑顔を絶やさない、どこか力強い人々とふれあう街歩きです。