2016年3月29日(火) 初回放送
語り:北島三郎
撮影時期:2015年10月
今回の舞台は北海道の玄関口・函館。この街で高校時代を過ごした歌手・北島三郎さんが、のんびりと故郷を“歩き”ます。
函館は1859年に開港し、日本の貿易の拠点として発展を遂げました。横浜、長崎と並び、いち早く世界に門戸を開いた函館の街には西洋文化が広がり、赤レンガの倉庫群のある港界わい、教会や洋館が点在する元町は、独特の景観にあふれています。
どこまでも続く石畳の道を歩いていると、国際結婚されたご夫婦やロシア人の神父さんと出会い、まるで外国の路地を歩いているかのよう。漁港方面へ歩みを進めると雰囲気は一変。漁の安全を見守り続けてきた神社や、イカ釣り漁船のエンジン音が響く港で男気あふれる漁師さんと出会います。
時代の移り変わりを温かく見つめながら、笑顔いっぱいで暮らす函館の人々と出会う街歩きです。