2018年3月20日(火) 初回放送
語り:高橋克実
撮影時期:2017年11月
今回の街歩きは、タイ北部のチェンマイ。19世紀までラーンナー王国という国の都が置かれ、建築から料理に至るまで独自の文化が育まれました。欧米では心と体が休まる“癒やしの街”として知られ、長期滞在の旅先として人気の観光地です。
旧市街は全長6kmの堀に囲まれた正方形。朝、南のチェンマイ門近くでは、生きたウナギを堀に放し“徳を積む”女性と遭遇。住宅街では“土地の精霊”が宿る大木に、かき氷を供えて商売繁盛を祈る女性の姿も。外れた宝くじで鶴を折る男性とも出会いました。
午後は、洋書屋さんを営むイギリス人や、自宅の庭で欧米人向けの野菜を育てるマダム、道行く人のための“水の壺(つぼ)”を家の前に置く男性に出会います。観光客やご近所さんにも、思いやりを持って接する心優しい人たちとふれあいます。