コルドバ／ スペイン
2005年9月6日（火） 初回放送
語り：小倉久寛
撮影時期：2005年7月
街の「入り口」
今回は街の南側にある城門から街の中へ入りました。門の手前には車止めがあるので車両は入れないのかと思っていたら、やってきた車の運転手が、カードのようなものを門の脇にある機械にタッチさせました。するとあら不思議、車止めがするすると地中へ入ってしまいました。もちろん車は街の中へ。そう、許可された車のみが入れる仕組みになっていたのです。車が通った後は車止めがするすると上がってきて元通りに。石畳の街を守るためのシステムなのですね。
街の「水飲みご夫婦」
パティオで草花に水をやっていたすてきなご夫婦が、コルドバならではの水の飲み方を教えてくれました。素焼きの壺を高々と持ち上げて、落ちてくる水を受けるのです。一滴もこぼさない見事な飲みっぷり！この地方の皆さんは、こうしてよく水を飲むそうです。
暑いこの地方ではどの家も素焼きの壺に水を入れています。こうすれば気化熱で水が冷たく保たれるのだとか。よく考えられていますね。
街の「ガスパチョ」
アンダルシア地方の人々には、何と言っても欠かせない飲みもの｢ガスパチョ｣。日本ではスープというイメージがありますが、コルドバではジュース代わりにみんな飲んでいます。家一軒一軒にそれぞれの味があり、日本でいうおみそ汁と同じなんです。作り方はとっても簡単。トマトがメイン、そしてパン、オリーブオイル、ビネガーを加え、水も入れてかきまぜます。番組で出会った女の方は、バケツで豪快に作っていました。
ちなみに作りたても美味しいですが、1日経ったものも材料が落ち着いて、とっても美味しいのだそうです。
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